坂元裕二『カルテット』4話 名言集


坂元裕二
脚本『カルテット』 の 第4話の名言、名シーンを纏めてみました!

 

◎ゴミ

別府:すずめちゃん、朝起きてゴミ出ししてください。
すずめ:朝は起きれません。夜だったら。
別府:夜間のゴミ出しは町内会で禁止されてるんです。
すずめ:バレなきゃいいんじゃ。。
別府:見回りがあるんです。
すずめ:ゴミ袋をステルス迷彩とかにすればいいんじゃないですか?
家森:それだ!
すずめ:見回りの人気づかないで通り過ぎますよ。
別府:通り過ぎるでしょうね。ゴミ回収車も。
見つけてもらえないかくれんぼの悲しみ味わうことになりますよ?

 

◎ゴミ 2

真紀:朝は寒くて。
別府:僕も寒いです。だから4人で順番こにしましょって。
真紀:季節で分けましょうか?春!
すずめ:夏!
家森:秋!
別府:・・・ゴミを捨てない人間はゴミから見てもゴミです。
明日こそ出してください!!

 

◎ゴミ 3

別府:よくこんな臭いところで朝ごはん食べれますね。
お客さん呼べませんよ?わっ臭っ!てなって友達誰も来てくれなくなりますよ?
すずめ:ゴミの匂いの好きな友達作ればいいじゃないですか?
別府:そんな人はいません。
真紀:同級生にいました!

足が臭い美人さんと足が臭くない美人さんだったら足が臭い美人さんの方が好きだって。
別府:それは変態じゃないですか。
家森:・・・
別府:マジか。。

◎家森の過去

家森:順序だてて説明すると、僕宝くじで6000万当たったことあって。
で当時、Vシネの俳優やってたんだけど。
元はというと小学校の時自転車で日本一周して。
別府:ちょっとまってください。
すずめ:いろいろトッピングが濃すぎて。
真紀:本来の味がわかりません。

 

◎結婚理由

家森:俳優やってた時に宝くじ当たったんですよ。6000万。
ところが買ったまま忘れて。当たったの知った時には引き換え期限切れちゃってて。
すずめ:わー。。
家森:わーでしょ?他人のだから。わーで済むけど。
自分のだからやけになって毎晩飲み歩いてたらスナックで女性と出会って
飼ってたハムスター死んで悲しいっていうから一緒に映画見に行ったら
映画の中でもハムスター死んじゃって。慰めてるうちに結婚しちゃいました。
僕も元気なかったからね。元気があったら人は結婚なんかしないでしょ。
その相手がこの茶馬子。

 

◎結婚観

別府:なんで離婚したんですか?
家森:その年猛暑で。
真紀:猛暑で離婚はしません。
家森:まぁ、あと僕がなかなか定職に付かなかったのもあって。
結婚ってこの世の地獄ですよ。妻ってピラニアです。婚姻届けは呪いを叶えるデスノートです。
毎日毎日喧嘩して。離婚届持ってこられてそれでも息子と離れたくないから抵抗してたんだけど。
ある時、駅の階段から落ちて僕入院して。。
とにかく人生であんなに憎んだ人はいません。

 

◎家森 妻

妻と猫とカブトムシいて話通じる順で言ったら
猫→カブトムシ→妻だからね。
茶馬子ってなんでか冬でもサンダルはいてて
なんでか常にスマホの画面割れてるんだよ。
ケーキ入ってる箱わたしたら普通に縦に持つからね。意味わかる?

 

◎家森 大人

僕が入院したときにね。茶馬子は来なくて息子が一人で来てくれたの。
その時、息子が言うんだよ。
「早く大人になりたい。」って
僕は当時毎日思ってたからね。
「子供に戻りたい。」って
こんな父親だめだ。そう思って判子押しました。

 

◎光太 離婚

あのさ、パパ。いつ離婚終わるの?
大体何月ぐらい?

 

◎もう一回

茶馬子:この世で一番鬱陶しいんはな、もういっぺんやり直したい言う男や。
真紀:いつも茶馬子さんの話されてます。
茶馬子:悪口やろ?
真紀:人生であんな愛した女はいないって。
結婚って天国だ。妻ってノドグロだ。婚姻届けは夢を叶えるドラゴンボールだ。って。
やり直せたら。って。

 

◎妻と他人

茶馬子:光太が熱出して「病院連れてって。」言うてんのに。
「風邪薬飲ませとけばいい。」って。
家森:あれは。。
茶馬子:肺炎起こしかけとってん。
家森:病院行ったじゃん。
茶馬子:隣のおばちゃんが言うてくれたからやろ?
なんで男って他人の言うことは信じんのに妻の言うことは信じひんのかな。

 

◎茶真子 夢

20代の夢は男を輝かせるけど30代の夢はくすますだけや。

 

◎茶真子 された

言われた、された、言われた、された。
それしか言わへんから離婚されたんちゃうん?

 

夫婦の終わり

家森:やり直してみようよ。俺働くし、光太の為にもう一度頑張ろ?
茶真子:あほ。子をかすがいにした時が夫婦の終わるときや。

もう遅いねん。あんたはな、絶対に言うたらあかんこと言うてん。
「はぁ、あの時宝くじ引き換えておけば今頃。。」って
今頃何?そこに私はおらんかったやろ。
光太は?おらんかったやろ。
妻ってな。夫に「もし結婚してなかったら」って思い浮かべられることほど悲しいことないよ。
残念やったね。6000万。

 

◎2つの気持ち

別府:あなたといると2つの気持ちが混ざります。
楽しいは切ない。
うれしいは寂しい。
優しいは冷たい。
愛しいは虚しい。
愛しくて愛しくて、虚しくなります。
語りかけても、触ってもそこには何もない。
じゃあ一体僕は何からあなたを奪えばいいんですか?